第17回全日本アマチュアギターコンクール結果(東京:三鷹)

8月13日(土)三鷹市芸術文化センター・風のホール 
主催:全日本ギター協会
第1位:箭田昌美(東京)、第2位:山口直哉(千葉)、第3位:杉本みどり(神奈川) 次席:前田真悟(千葉)、特別賞:久保田真悟(埼玉)
入選:柴田陽太(北海道)、野原富男(埼玉)、村上佳子(神奈川)、 森山 隆(神奈川)、矢﨑理江(山梨) 第17回全日本アマチュアギターコンクール結果(東京:三鷹)

井谷光明 ギターリサイタル(大阪:吹田)

7月22日(金)19時より吹田メイシアター小ホールにて「井谷光明ギターリサイタル」が行われた。井谷は第32回ギター音楽大賞にて最優秀賞、大阪府知事賞を受賞。その後、ドイツに渡りケルン音楽大学にてH.ケッペル氏に師事。現在はドイツのフランツ・リスト音楽大学修士課程にてT.M=ぺリング氏のもと研鑽を積んでおり、すでに多くの国際コンクールに入賞している。今回のリサイタルはドイツでリリースしたデビューアルバム「REVERIE」の発売記念コンサートでもある。
プログラムは以下の通り。
第1部~椿姫の主題による幻想曲/J.アルカス、ワルツOp.8-3/A.バリオス、ノクターン、序奏とカプリス/G.レゴンディ
第2部~シャコンヌ~BWV1004より/J.S.バッハ、ロッシニアーナNo.1/M.ジュリアーニ
アンコール~ブエノスアイレスの冬/A.ピアソラ、森に夢見る/A.バリオス
井谷の演奏は決して技術を見せ付けることなく、余裕を持った大きな音楽を聞かせることである。音色は空間いっぱいに広がり降り注ぐように美しい。帰国後の活躍が今から楽しみな演奏家である。(猪居信之)

井谷光明 ギターリサイタル(大阪:吹田)

宇田奈津美 ギターリサイタル(大阪・守口)

5月29日(日)16:00 より、文禄堤薩摩英国館に於いて宇田奈津美ギターリサイタルが行われた。大阪在住、相愛大学音楽学部を特別奨学生として卒業。日本ギターコンクール小学生部門、中学生部門、高校生部門全て第1位。同コンクールオヌール部門第2位。公益社団日本ギター連盟主催「新進芸術家ギタリストの饗宴」に選出される。第2回オールジャパンギターコンクール第1位。2015年に青山音楽記念バロックザールにて初リサイタルを開催。 演奏曲目は以下の通り プレリュード、フーガ、アレグロBWV998(J.Sバッハ)森に夢見る(A.バリオス)大序曲(M.ジュリアーニ)朱色の塔(I.アルベニス)椿姫の主題による幻想曲(F.タレガ)永劫の螺旋(L.ブローウェル)ソナタ・ロマンティカ(M.M.ポンセ)満席の会場は、彼女の演奏に惜しみなく拍手喝采、これからの若手ギタリストとして活躍が期待される。(井谷正美)

宇田奈津美 ギターリサイタル

林祥太郎 ギターリサイタル(大阪:吹田)

5月1日(日)19時より吹田メイシアター小ホールにて2011年、イーストエンド国際ギターコンクール、アンドレス・セゴビア国際ギターコンクール優勝に輝く「林 祥太郎 ギターリサイタル」が行われた。林氏は2015年9月に白寿ホールにてデビュー。同年10月にOMFよりデビューアルバム「カタルーニャ」をリリースし、レコード芸術及びステレオ誌特選盤(‘15 12月)に選出されている。プログラムは以下の通り。

第1部~歌「鳥の歌」(歌と踊りNo.13より)/F.モンポウ、・カタルーニャ民謡より 盗賊の歌、王子、哀歌、聖母の御子/M.リョベート、タレガ讃歌/J.トゥリーナ、ガロティン、ソレアレス、哀歌と祈り/F. タレガ、グラン・ソロOp. 14 /F. ソル

第2部~「プラテーロとわたし」より「狂人」、「屋上」/E. S.デ・ラ・マーサ、暁の鐘/E. S.デ・ラ・マーサ、幻想ソナタOp. A=22 /J.マネン、ムッセールの情景 レス・サレレテス、鴉の岩/F. ガスイ

アンコール~ファリャの主題による幻想曲/F. ガスイ、、アランブラの思い出/F.タレガ

全くぶれない上に熱い、日本の若手トップギタリストの実力を実感した演奏会であった。(猪居信之)

林 祥太郎-ギターリサイタル(大阪:吹田)

ティエラ デ サンダ(10回記念)合同クラシックギターコンサート(兵庫・三田)

ティエラ デ サンダ10回記念として、三田と神戸のクラシックギター愛好会合同で4月16日(日)13時より三田市総合文化センター「郷の音ホール」小ホールにて行われた。演奏者と曲目は以下の通り。

井上明&竹武信二:夢路より(フォスター)、ムーンリバー(マンシーニ)、
田畑泉&大橋英子:エーデルワイス(ロジャース)、ジュピター(ホルスト)、
松田果奈:マドリガル・ガボット(ロボス)、
石丸雅子:プレリュードBWV1007(バッハ)、歌と舞曲第1番(ピポー)、
吉田雄二:魔笛の主題による変奏曲(ソル)、
大橋英子:ロジータ (タレガ)、椿姫の主題による幻想曲(タレガ)、
杉崎博一:パルティータ(ブレジャネッロ)、
横内愛:パッサカリア(ヴァイス)、ブエノスアイレスの秋(ピアソラ)、
武川廣次:メヌエットBWV1007(バッハ)、ロマンス(メルツ)、
白石誠:パッサカリア(ロドリーゴ)、サパテアード(ロドリーゴ)、
倉鋪幸典:プレリュード&ガボットBWV1006a(バッハ)、
土屋和彦:あるタンゴ弾きへの哀歌よりコンフセータとエピローグ(プホール)。

そして友情出演で過去ギター音楽大賞を獲得された安松太郎さんの演奏で締めくくって頂きました。曲目はエスパニョレッタのカナリオス(サンス)、森に夢見る(バッハ)
今回は10回記念という事で「郷の音ホール」の小ホールという本格的なコンサートホールで、出場者の皆さん気持ちよく演奏されていました。(武川廣次)
ティエラ デ サンダ(10回記念)合同クラシックギターコンサート(兵庫・三田)

猪居 謙 ギターリサイタル(大阪:守口)

3月12日(土)16:00よりBUNROKU 文禄堤薩摩英国館に於いて「猪居 謙ギターリサイタル」が行われた。猪居謙は2013年ドイツ、ワイマールの国立フランツ・リスト音楽大学を卒業後、東京、名古屋、大阪、札幌にてデビューリサイタルを行う。2015年3月マイスターミュージックよりデビューアルバム「ソナタジョコーサ」をリリースし、レコード芸術特選版に選ばれている。演奏曲目は以下の通り

1部:エレジー((J.K.メルツ)、ショーロス第1番(H.ヴィラ=ロボス)、アストゥリアス(I.アルベニス~T.ミュラー=ぺリング編)、ある家族の肖像(冨山詩曜)~世界初演~

2部:アナトリア民謡による変奏曲(C.ドメニコーニ)、フリア・フロリダ、郷愁のショーロ、大聖堂(A.バリオス)、ソルの主題による変奏曲(M.リョベート) 

アンコール:一緒に最後のコーヒーを~「イタリアン・コーヒー」より(S.イアンナレッリ)、マルヴィーナへ(J.K.メルツ) 

この日は世界初演「ある家族の肖像」作曲者である富山詩曜氏も会場に来ておられ、彼の表現豊かな演奏に感動。会場は満席、聴衆より惜しみない拍手喝采を浴びた。これからの日本を代表する若手ギタリスト、として活躍が楽しみである。(井谷正美)
 猪居 謙-ギターリサイタル(大阪:守口)

パブロ・マルケス ギターリサイタル(大阪:豊中)

2月6日(土)の18時より大阪豊中市服部天神の大野ホールにて世界の頂点に立つギタリスト「パブロ・マルケス ギターリサイタル」が行われた。プログラムは以下の通り。

第1部~
F.ソル/モーツァルトの「魔笛」から6つのアリア Op.19~僧侶たちの行進、女の奸計から身を守れ、ふたたびようこそ、なんと素晴らしい響き、心正しい人がすべてこんな鈴を持ったら、イシスとオシリスの神よ、
A.バリオス/フリアフロリダ(舟歌)、最後のトレモロ(神様のお慈悲に免じて
お恵みを)、ワルツ第3番Op.8、ワルツ第4番Op.8

第2部~
G.レギサモン/サンバ・デ・ロサーノ、精霊のカルナヴァリート、カーニバルのサンバ、収監者のチャカレーラ、神様の歌、マトゥラーナ(zamba)、
A.ヒナステラ/ソナタOp.47~Ⅰ.荘厳な前口上、Ⅱ.ファンタスティックなスケルツォ、Ⅲ.ラプソディックな歌、Ⅳ.フィナーレ
アンコール~
A.ヒナステラ/ミロンガ、
E.ファルー/カミーノ・アスカル(チャカレーラ)、
A.ピアソラ/ミロンガ

優雅で和声感の美しいソルの古典美、バリオスの甘い歌心、アルゼンチンの本場のリズムに満席のお客さんは酔いしれた。
翌、7日には茨木六弦堂六鳴館で7名の受講生、満席の聴講生を迎えてマスタークラスが行われた。(猪居信之)
 パブロ・マルケス-ギターリサイタル(大阪:豊中)